税金の計算って、難しそうだし正直めんどうだな…。と思う方は少なくないでしょう。普段から身近な年金や保険ならまだしも、投資の税金ともなればなおさら考えたくないですよね。
世界189カ国のビジネスのしやすさを世界銀行が格付けした「ビジネス環境ランキング」の中でも、日本の「納税環境」は97位。そもそも日本の税金の仕組みは複雑ですよね。
ハイローオーストラリアで取引している人や、これから取引しようか考えている人の中には、
「ハイローオーストラリアって、税金は払わなくちゃいけないの?」
「正直、手続きもめんどうだし払いたくないな…。」
「ハイローオーストラリアの税金は、どう計算したらいいの?」
など、すぐにハイローオーストラリアを始めようと思っても税金について分からないことが多くては不安になりますよね。
ただ結論から言うと、税金というだけで難しく考えすぎてしまっている方も少なくありません。
そこで今回は、ハイローオーストラリアの税金について解説していきます。また、職業別の税金計算方法や節税の方法も紹介していきますね。
あなたがこの記事を読み終える頃には、ハイローオーストラリアの税金に関する不安はなくなっているでしょう。ハイローオーストラリアの税金について知りたい方は、本記事を参考にしてください。
ハイローオーストラリアの税金は払うべき?
結論から言うと、ハイローオーストラリアの税金は払わなくてはいけません。ハイローオーストラリアを取引している人の中で、
「取引所は海外だから、払わなくてもバレないよね…。」
「まだ出金してないから税金は払わなくてもOK!」
などと思っている方がいたら、それは間違いです。脱税が発覚した際には、最悪の場合で逮捕の可能性もあるります。
大前提として、ハイローオーストラリアで取引をするのであれば税金を納める必要があります。すでに取引を始めている人も、これから取引しようか検討している人も納税が必要なことは認識しておきましょう。
ハイローオーストラリアの税金は「総合課税」
先ほどハイローオーストラリアには納税の必要があると紹介しましたが、税金の仕組みが分からなくては納めることができませんよね。ハイローオーストラリアの税金は、「総合課税」という仕組みになっています。
そもそも総合課税とは、ハイローオーストラリアで得た利益とほかの所得が合算して課税されるということです。ハイローオーストラリアの利益のみで計算する訳ではありません。
なので、あなたのお仕事の所得やアルバイト先での収入を計算する必要があるんですね。後で確定申告の時期に困らないように、ハイローオーストラリア以外の所得も計算できるようにしておきましょう。
税金がかかってくるケース
基本的に、ハイローオーストラリアで取引する以上は税金がかかってくるケースの方が多くなります。なぜなら、利益が確定した時点で納税の必要があるからなんですね。
ここで注意すべき点は、たとえ出金していなくても納税や確定申告の必要はあるということ。出金すると手元にお金が入り利益と実感できるので、勘違いしている方も少なくないんです。
ハイローオーストラリアでは、昨年1年間で確定した利益が税金の対象となります。出金の有無は関係ないので、注意しておきましょう。
税金がかかってこないケース
ハイローオーストラリアを取引する中で、税金がかかってこないケースはシンプルです。利益が出ていない場合にのみ納税や確定申告の必要はありません。
ハイローオーストラリアでは、取引履歴はもちろん入出金の履歴も簡単に一覧で確認することができます。取引履歴からあなたの利益が確認できるのでチェックしてみてくださいね。
【職業別】ハイローオーストラリアにかかる税金の計算方法
先ほど上記で紹介した通り、ハイローオーストラリアの税金は総合課税です。なので、あなたの収入によって納税の額が変わってきます。
また、職業によって税金の計算方法が異なるんです。なぜなら、学生や主婦の場合は扶養なども計算に関わってくるからなんですね。
そこでここでは、ハイローオーストラリアにかかる税金を職業別に解説していきます。最近ではフリーランスとして働く方も多いので、個人事業主の場合についても紹介していきますね。
それではさっそく、それぞれ詳しく解説していきます。
サラリーマンの場合
まずは、本業として働かれているサラリーマンの場合について解説していきます。多くの方は会社で年末調整をするので確定申告は不要でですが、ハイローオーストラリアでの利益が20万円を超える場合には確定申告する必要があります。
そもそも、ハイローオーストラリアでの所得は雑所得という分類になります。雑所得が20万円を超える場合に確定申告の必要があるんですね。
逆に、所得が20万円未満だった場合には確定申告の必要はありません。以下では、会社員のハイローオーストラリア税金を計算した例を紹介するので参考にしてみてくださいね。
サラリーマンのハイローオーストラリア税金計算方法
- ①給与所得−所得税=純粋な所得
- ②純粋な所得+ハイローオーストラリアの利益−68万円=課税所得の対象額
- ③課税所得の対象額×0.1−97.500=納税額
給与所得300万円、ハイローオーストラリアの利益が50万円だったサラリーマンの場合
- ①300万円−30万円=270万円
- ②270万円+50万円−68万円=252万円
- ③252万円×0.1−97.500=154500円
主婦の場合
次に、主婦の方の場合について解説していきます。まず大切なポイントとして、
働いてるかどうかで条件が変わってくるので確認しておきましょう。また扶養に入っている場合には、ハイローオーストラリアの利益は所得同様に計算する必要があるので注意してくださいね。
以下では専業主婦の方の場合と、働かれている主婦の方の場合で税金の計算方法を紹介していきます。それぞれ、参考にしてみてください。
①専業主婦の方がハイローオーストラリアで300万円の利益だった場合
300万円×0.1−97,500=225,000円
②主婦の方が仕事で100万円、ハイローオーストラリアで100万円の利益だった場合
(100万円+100万円)×0.05=10万円
学生の場合
学生でハイローオーストラリアを取引している場合には、計算方法は主婦の方と同様です。アルバイトによる収入があるのか、収入がハイローオーストラリアのみなのか注意して上記の計算方法を参考にしてください。
ただ、注意が必要なのはハイローオーストラリアで稼ぐ額によって扶養を外れる可能性があるということ。扶養から外れると、親御さんの税金が基本的に上がることになります。
ハイローオーストラリアで扶養から外れそうな場合には親御さんとも相談するようにしましょう。もし扶養を外れるほど稼げたのであれば、自分で税金を納めればいいですからね。
個人事業主の場合
個人事業主の場合にも、サラリーマンの方と同様の計算方法となります。あなたが普段から確定申告しているのであれば、正直あまり困ることはありません。
あなたの個人事業での所得に、雑所得としてハイローオーストラリアの利益を加えて税金の計算するようにしましょう。ハイローオーストラリアの利益が20万円以上であれば、雑所得して計上する必要があります。
確定申告の方法
これまで、ハイローオーストラリア税金の計算方法について紹介してきました。納税する額が分かったら、確定申告の方法さえ分かれば実際に納税できます。
確定申告の方法としては、
- e-Tax(オンライン申請)
- 窓口で申告
- 郵送で申告
上記3つの方法が挙げられます。
中でもおすすめなのがe-Taxでの申請です。マイナンバーカードと対応する機種のスマホが手元にあれば、どこでも確定申告をすることができますよ。
どの方法で手続きをするとしても、記入する内容は同様なのであなたに合ったやり方で手続きを進めてくださいね。
税金を安くするためにはどうすればいいの?
結論から言うと、ハイローオーストラリアにかかる税金はほとんどのケースで安くすることは難しいです。なぜなら、経費として計上できるものが少ないからなんですね。
税金を安くするということは、所得から経費を引いて対象額を下げることになります。ハイローオーストラリアはスマホでもできるなどの利便性から、パソコンなどのデバイスを買い揃える人も多くないでしょう。
ただ、ハイローオーストラリア取引のためにパソコンなどを購入したという人は経費として計上して節税しましょう。せっかく払うのであれば、少しでも納税額は少ない方がいいですからね。
ハイローオーストラリア税金を申告する際に大切な3つのポイント
これまでハイローオーストラリア税金の計算方法や、確定申告の方法について紹介してきました。ただ、税金を申告する際に会社には知られたくない…。など不安な点もありますよね。
そこでここでは、ハイローオーストラリア税金を申告する際に大切なポイントとして、
3つのポイントを解説していきます。これさえ理解できれば、ハイローオーストラリアの税金に関する不安もなくなりますよ。
それではさっそく、それぞれ解説していきますね。
税金の制度をしっかりと理解する
ハイローオーストラリアの税金を納める際には、そもそもの税金の制度をしっかりと理解しておきましょう。投資の分類であるハイローオーストラリアだからといって、特殊な納税方法になる訳ではありません。
ただ、そもそもの税金制度が複雑で分かりにくいですよね。今さら調べるのもめんどうだと思う方も少なくないでしょう。
大切なのは、ハイローオーストラリアの税金自体は何も複雑でないということ。そもそもの税制は1度分かってしまえばこれからも困らないので、後回しにせず確認するようにしましょう。
ハイローオーストラリアも節税はできる
税金を申告する際に大切なポイントの1つが、ハイローオーストラリアも節税はできるということです。ハイローオーストラリア取引に必要で揃えたものは、経費として計算できるんですね。
ただ、注意が必要なのは経費として計算できるだけで負担がなくなる訳ではありません。意気込んでハイスペックな分析ができる環境を整えても、利益が上げられなければ本末転倒です。
ハイローオーストラリアはサービスも充実しているからこそ、スマホだけでも取引は可能です。ただ、より利益を上げていくには他のデバイスも有効なので節税可能なことを頭に入れておきましょう。
自己申告することで会社や他人に知られることはない
サラリーマンの方の中には、ハイローオーストラリアで納税した際に会社に知られてしまうか不安…。という方もいるでしょう。結論、自己申告することで会社や他人に知られることは避けることはできます。
大切なのは、確定申告の際に住民税を自身で支払う形に変更しておくこと。そうすれば会社を通さずにあなたが納付することになるので、会社に知られることはありません。
さらに、そもそも投資の分類にあたるハイローオーストラリアは副業には該当しません。ただ、それでも気になるという方は参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、ハイローオーストラリアの税金について解説しました。年金や保険といった身近な税金と同様に、ハイローオーストラリアで利益が出た場合には確定申告や納税の必要があります。
ただハイローオーストラリアが投資だからといって特殊な知識や、特別な納税方法な訳ではありません。正しく税金について理解することで、不安なくハイローオーストラリアの税金を納めることができます。
税金に関して知らないことで、ハイローオーストラリアの取引を始められないという方もいるでしょう。本記事ではハイローオーストラリアの税金について分かりやすく解説しているので、参考にしてみてくださいね。